電気・電子工学部会 総会報告

幹事長 山川 和夫(電気25回)

 電気・電子工学部会では、昨年11月2日(日)親睦総会を開催いたしました。今回は例年とは趣を変え、施設見学会と懇親会といたしました。

 施設見学会は、電気同窓生には密接な関係のある横浜市鶴見区大黒町の横浜火力発電所「トゥイニー・ヨコハマ」としました。当日は、秋晴れに恵まれ、JR鶴見駅に集合し、路線バスで現地に向かいました。トゥイニー・ヨコハマでは係りの方の案内により、まずコミュニティホールで、現在で電気の無い生活を三日間体験した家庭のドラマを見て、参加者一同電気のありがたさと重要性を再認識しました。

 続いて、発電所施設の紹介ビデオを見てから所内の見学に移りました。横浜火力発電所は、1962年8月に1号機の運転を開始しました。1998年、高効率で環境にやさしいACC(改良型コンバインドサイクル)発電方式を採用した発電設備が増設され、環境にやさしく、より地域と調和した都市型発電所として生まれ変わりました。

最新式の発電設備で一年中休むことの無い発電所のタービン、その操作、監視を行う中央操作室を窓越しに見学しました。

 最後はこの発電所のシンボルである高さ200メートルのツインタワー(排気塔)に上がり、展望室から眼下に広がる横浜港などの360度の景観を楽しみました。

 施設見学会の後、会場をキリン横浜ビアビレッジに移し、ビアビレッジ内のビアポートで、会食による懇親会を行いました。懇親会には、学科から井原学科長、学生会から西村会長、燦葉会本部より藤野副会長 土木部会から鈴木会長が出席されご挨拶をいただきました。懇親会は、できたてのビールとバーベキューによる食事をとりながら行われ、大いに盛り上がりました。

 この親睦総会は、横浜市内にある施設を見学することにより、電気のみならず今注目の環境についても会員の見聞を深めることが出来ました。また、遠く栃木県からの参加いただいたOBの方もあり、親交を深めることも出来大変有意義な会となりました。部会では、今後施設見学会の開催も総会のあり方の選択肢の一つと考え、幅を広げていきたいと思います。最後に、ご来賓及びご多忙の中ご参加いただいたOB諸氏に紙面をかりて厚く御礼申し上げます。


燦葉会 電気・電子工学部会会報 No.31
目次  さんよう55号より  今年度の抱負  電気電子情報工学科近況について  電気・電子工学部会 総会報告   ホームページだより  電気電子情報工学科 銭研究室紹介  年会費納入のお礼とお願い  2009年度総会開催のご案内
 会報別刷りより  2009年度活動方針について  2008年度 各種表彰受賞者  2008年度卒業生幹事・評議員 部会選出代議員交替  編集後記